トップページ   オークション終了分へもどる


▲奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒▲桐製平箱付


写真をクリックすると大きくなります。

奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒
奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒
奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒
奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒 奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒

 本品は超マニア向け、本品は面白い。少なくとも「奥野」工房もしくは縁の者の作品に間違いないものと思います。

 この(タイプの)「錦龍」は「奥野」のオリジナルの書体で当時奥野の他に製作する駒師はいなかったようです。
 また「奥野」の銘(作者銘・書体銘)はまず予め製作したハンコを捺しその上を漆でなぞるという方法をとっておりました(
お馴染みの「奥野作」という作者銘もこうした技法で標されました)。従いまして銘を見れば奥野のオリジナルか否かがほ
ぼわかります。
 本品の「錦龍」は奥野の駒銘を集めた資料(ハンコを集めたもの)によれば当に奥野のもの(中公新書「将棋駒の世界」
117ページをご参照ください)。「奥野」か奥野商店(工房)の作品、少なくとも当時「奥野」のハンコの使用を許された奥
野縁りの者の作品であることは間違いないものと思われます。

 タイトルに「奥野縁係り」と謳わせていただきましたのはそうした事情によります。ただ作者銘がありません。それに現代
の感覚では盛上駒とはいうもののあまり高級な品には見えません。「奥野」は奥野商店で販売する廉価版の駒には「奥
野」銘を入れておりませんでした。本品もそうした品のひとつではなかったか・・・、と思料(推理か)いたしております。とま
れ、「奥野一香」の活躍した古き時代、大正・昭和初期にしばし心を遊ばせてくれる楽しい「駒」ではあります。

 木地は島黄楊、ほとんどの駒は柾目か追柾ですが歩の数枚に板目が混在しておりました。

 余り歩は1枚です。
 サイズ(縦*横*厚さ) 王将30.5*26.1*9.4  歩兵24.5*19.4*5.8

 撮影に使用いたしました当社オリジナル・粋な内蓋付とのこ仕上桐製平箱が附属いたします。


▲奥野一香縁係錦龍島黄楊盛上将棋駒▲桐製平箱付


トップページ   オークション終了分へもどる