▲最高級指物駒箱/鵜川善郷作銘入本紫檀木画造拭漆仕上「留形隠蟻組継」▲新品


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 本品は名工の誉れ高い鵜川師に私がお願いして出品が実現いたしました。「留形隠蟻組継駒箱」です。

 前回師の作品を出品させていただいた折、「さしもの」とは、とのご質問を頂戴いたしました。(主に関東地方で)「さしも
の」という場合いわゆる「江戸指物(いっさい金釘を使わずに組み立てられ、板と板とを組み合わせ組み手は、外側から
は見えないように気が配られている棚・机・鏡台・硯箱等/江戸指物協同組合HPより)」をいうことが多い気がいたします
。本品の継ぎ方は「隠蟻組継(隠蟻ホゾ組、指物の中でも最も難度の高い継ぎ方だそうです)」(組立て前の部材を撮影
用にお借りして来ました、HPの写真)、「さしもの」です。

 印籠形・隠蟻組継・木画造(もくがづくり、木に彫刻を施して文様を表す技法だそうです)、師の駒箱の最高峰といえると
思います。

 木地は本紫檀(ホンジュラス産、現在は貴重種のため輸出入が禁止されている木材です。本品の木地は規制前の昭
和22年に輸入された品だそうです)、一般の駒箱に比して非常に重い感じです。
 
 裏面に「善」の落款、手を離して蓋が閉まるまで約1秒でした。

 サイズ 約9.9cm×約9.9cm 高さ約9.2cm

 桐箱が付属いたしますが既存の桐箱を師が直したものです。オマケとお考え下さい。




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